いけ!いけ!ぼくらのマー(イティ)ゆっこさん

「いやー、めぐみちゃんって可愛いよね~」
「そうだな、腰もきゅっと細いしな!」

マイティ祐希子は不機嫌だった。

「なによー、レッスル1の時のファンは全部あたしのものだったのに」

そりゃ1には武藤めぐみはいなかったし、でも1の頃でも市ヶ谷や南やとファンの意見は割れてただろう……

「るせーっ! 昔知らないくせに偉そうな事言ってんじゃねーっ!」

ぐはっ!


ナレーションをソバットで吹っ飛ばすという暴挙に出るほど(あ、私は代理です)祐希子は不機嫌だった。

「気に入らないわね~。色々聞き回ってみたらいかにもあたしがカレー好きで寸胴でペチャパイなキレンジャー的評価じゃない」

その評価は別に武藤めぐみは関係な

「るせーっ!」

それほど機嫌が悪くても試合には出なきゃいけない。あ、僕ですか? いいんです覚悟してます。だって僕は三人目だから……。

「あ~、かったるいわね~」

頭をぼりぼりと掻きながら会場に到着すると、中から悲鳴が聞こえる。

「キャー、ヒール軍団の皆様よー!」
「こ、これはまずいぞ! 興行がめちゃくちゃになってしまう!」
「くそー、なんとかしないと!」

思わぬ騒ぎに目が点になる祐希子だが、そこは一時代を築いたレスラー。頭上に豆電球を点灯させると、

「これはチャンスだわ! この騒ぎをあたしが解決すればファンはみんな……!」

急いで会場そばの宿舎に戻ると、割り当てられた部屋の扉を開く。

「あれ?」

なぜかその室内にいた理沙子に、

「理沙子さーん、ここで寝てた恵理知らない?」
「ああ、それならめぐみが『これじゃ勝てない』って言ってボコってたわよ」
「なんで止めないんですか!」
「だってめぐみに任せたら興行は確実に成功」
「るせーっ、もういい!」

マイティ祐希子は再び会場へと向かい、混乱の続くリングへと急ぐ。

「めぐみ~!」
「あ、ゆっこさんだ!」
「助太刀するわよ~!」

軽やかな動作でエプロンに飛び上がると、間髪いれずスワンダイブ式ミサイルキックを放つ。武藤めぐみへ向かって。

「わ、なにするんですかゆっこさん!」
「チッ、かわしたか! さすがスペシャルね」

吐き捨てながら再びエプロンへ出ると、

「もういっぱーつ!」
「ギャボー!」

再度武藤を狙ったが、運悪く武藤を後ろから椅子で殴らんとしていた村上千春にヒットしてしまう。

「ナイス、ゆっこさん!」


と、ここまで書いてその先の展開を忘れたからまた今度にする。
この話はNさんの所の企画として受け入れられるんだろうか?

"いけ!いけ!ぼくらのマー(イティ)ゆっこさん" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント