悔しいが肩の荷が下りたと言わざるを得ない

東京都C区 田宗女子プロレス事務所

「うぬ? ぬぬぬぬ……」
「ただいまー、賞品貰ってきたよ! って何見てるの?」

小早川志保は顰め面をしてパソコンの画面に向かっていた覆面の男に声を掛ける。

「マスクしてたら顰め面かどうかなんてわかんないよね」
「誰に説明してるんだ?」
「ん、いや別に。そんな細かい事はともかくどうしたの難しい顔して」
「マスクしてるのになぜわかるんだ?」
「引っ張る部分じゃないよそこ」

それを聞いていつも通りHAHAHAと笑うと男は、

オーエンpageさ」
「どんな発音したらその表記になるのさ。いやそうじゃなくて、またそんなエッチなところ見て……」
「ま、まだ使ったこと無いぜ!?」
「何に使うんだよー!? もう、そこはいっつも見てるのは知ってるからどうこういうつもりはないけど、ないけどさぁ~!」
「クッ、お前も神田さんムーブを使うようになるとはおっちゃん嬉しいよ!」
「珍しいよね、そこ見て顰め面なんて。普段はニヤニヤしてるのに」
「完全スルーかよHAHAHA! いやまあここのつばさがな……」

そう言うとDENSOUは椅子を引き、画面を見ろと促す。

「ん、どれどれ……あ、あたしおおさかだ。ふくしまじゃないんだ」
「ふくしまって使いにくすぎるだろ、どういう経緯でそんな渾名になるんだHAHAHA!」
「それ、完全に福島の人敵に回したよ」
「俺が気に入らないのはな」
「仕返しされた~」

男は意に介さずマスクの鼻の部分をくいと引っ張ると、

「つばさが榊さんって無理あるよな、ププ会なのにHAHAHA!」
「背伸びしたい年頃なんでしょ。それに何よププ会って」
「プチプロレスラーの会の略称に決まってるだろ?」
「なんでそこで素に戻るのさ! 『決まってるだろ?』ってそんなの初耳だよ!」
「初めて言ったから初耳なのは当たり前だろ?」
「だからなんで素なのさ!」
「横浜ファンを喜ばせたくないから」
「誰に向かって言ってるのさ!?」
「P……」
「いや、いいですいいです! 言わなくていいです!」


「と、いう訳でな」
「全然わかんないよ」
「もしかしたら……もしかするで」
「何が?」
「ミウラ君さようなら」
「え?」
「風が吹いてる」
「ホント、わかんない」

「それはさておき、お知らせがあるんだろ?」
「今回の内容を詳しくお知らせした方がいいような気がするけど、まあいいや」

小早川は心底疲れたといった顔をしていたが、コホンと軽く咳払いをすると、

「えっと、大会は残念ながら二次リーグ敗退しましたけど、このあたし三代目小早川志保! カタラータ・カルパの先鋒ににこの度配属されました。今まではひみつへいき……へへ、らしくないけど、そんな扱いで控えにいました。良かったらご指名ください!」
「1ポイントでも欲しいからな、HAHAHA!」
「もー! そんな事言ったら誰も来てくれないよ!」
「冗談だよ冗談。まあマジメな話ウチの団体って言ったらやっぱりコバなんだ。わざわざご指名までは申し訳ないから自動マッチングで名前を見かけたらよろしく頼むぜHAHAHA!」

ま、そんなカンジで。
会話文だけで書くのも難しいな~。

この記事へのコメント

邪箱
2009年11月10日 18:31
風の居所は風次第とロラン君もゆ~てる。
今のシホちゃんからは猛虎魂を感じるで。

ミウラを外したら、トレードマークは鳳仙花をお勧めやで。

まあ、期待しとるよ。
2009年11月11日 23:48
は~、随分持ち上げてくれるじゃないですか(笑)

ま、それはさておき。ウチのブログでまさかのゆっこ主役書きましたよ。そろそろいいんじゃないですか?

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