ファイプロdeレッスル 斉藤・覚醒(1)

斉藤 「……いただきます」

質素な自室で斉藤彰子は一人呟いた。
テーブルの上には焼きプリンが一つ乗っている。
普段は厳しく節制しているが、二週間に一度程度は甘いものを食べる。
ささやかな楽しみの一つではあったが、

斉藤 「……プロレス、か……」

スプーンで所在なげにプリンをつつきながら再び一人ごちる。

斉藤 「私は……」

小早川や優香のように飛べる訳でもなし、かといって成瀬のように
パフォーマンスを打てる訳でもない。ただひたすらに殴り、蹴る。
それしかできないのだから……。

そんな斉藤にも少なからずファンは付いてはいたが、今所属する
この団体は軽量級の選手がほとんどでファイトスタイルは空手家であった
斉藤とは合い辛かった。

斉藤 「やっていけるのかな、本当に」

何度も自問してきた問題。これがあった時、斉藤は何も考えられなくなるまで
練習するのが常だった。今夜もそうなるはずであったがこの日は違った。

バターン!と威勢良く自室の扉が開き、それ以上に大きな声が室内にこだまする。

真田 「斉藤さーん、いますかー!」
斉藤 「なっ、真田!?それに沢崎もどうやって入ってきた!?」
沢崎 「細かい事気にしちゃダメですよ、サイトーさん!ささ、これからあたし達と
    練習に行きましょう!」
斉藤 「気にするだろう普通は!それにこんな遅くに。明日の朝で……」
真田 「何言ってんスかー!善は急げッスよ!ささ、早く支度して下さいッス!
    このプリンは自分が片付けるッスから早く!」
斉藤 「あーっ!人の楽しみをっ!」
沢崎 「んーもう、しょうがないな。サイトーさん、すいません!」

沢崎はどこからか取り出したブルーボックスで斉藤の頭を殴る。
バコッ!という音と共に斉藤は気を失った……(続く)


ううんもう。動画のエンコは時間が掛かって仕方ないぜ。
キャラ紹介も動画を上げてからにします。


拍手レスです。いつもありがとうございます。

>gomicさん
 ファイプロはこうしてやってみると面白いですよ。
 飽きずにエディットと観戦を繰り返してます。プレイはしない、しんどいもん(笑)
 リンクの件はお気になさらず。むしろ貼って頂いてとても嬉しく思っております。
 ご存知の通り不精者ですが、これからもよろしくお願いします。

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