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zoom RSS すすめ!!パイレーツ(その2)

<<   作成日時 : 2007/12/13 22:16   >>

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本題に入る前に週刊レッスルの話でも。

第3回無差別タッグリーグの結果が出ましたね。
JUMPさんやKOZYさんのところでおなじみの
アイさん率いるファイティングアリスのGPが優勝です。
おめでとうございまーす!
来島さんの絶対王者っぷりが証明されて嬉しいです(笑)

また、KOZYさんのリアムローダも堂々3位!
こちらもおめでとうさんです!いやいや凄いですわ。
ウチも一度くらい名前を載せたいもんです。

その他、大空みぎりのストーリーアプリが26日配信。
190cmか。でかあああい!説明不要!って感じですな。
初めて予想当たったよ。やっぱりでかいんだ。楽しみね。


さて、ここからはレッスル学園にようこそ!U《海賊団編♪》の続きです。
無駄に長いです。最後まで書けるんやろか。心配になってきた。

4.航海士は誰?

 再び目を覚ました時、医務室に人影はなかった。
 船室の窓はすっかり暗く、深夜になったことを告げている。

 ツォン 「一日に何度気を失えばいいんだよ、全く」

 吐き捨てると同時に腹が鳴る。そういや結局昼も食べてなかったな。

 ツォン 「厨房にでも行ってみるか。何かあるだろ」

 廊下には蝋燭が灯されていて、歩くには不自由しない程度には明るい。
 食事の時間はもうとっくに終わったのだろう、食堂・厨房も静かなものだ。
 厨房の扉に手をかけると、中から物音が聞こえる。

 ツォン 「こんな時間に厨房にいるとは怪しいやつ。
      捕まえてサメの餌にしてやる」

 自分のことは棚に上げ、腰の剣を抜き放つ。そのまま扉を蹴破り、

 ツォン 「動くな!おとなしくしろ!」
 ?   「わわわ、何や何や!?」
 ツォン 「……何や、成瀬やないか。こんな時間に何しとるんよ?」

 腰を抜かしたのか座り込んで動けない成瀬に手を貸しながら聞くと、

 成瀬  「何や成瀬ぇ、やあらへんで!びっくりするやないか!」
 ツォン 「悪い悪い。こんな時間に厨房に誰かいるとは思わんかったし。
      てっきり泥棒かと思たよ」
 成瀬  「ほんまにもう、心臓が口から飛び出るかと思たで。
      それにここは海賊船。ある意味泥棒の集まりやないか」
 ツォン 「言われてみれば確かにそうやな」

 二人して笑うと、改めて成瀬に問う。

 ツォン 「で、何をしとったんよ?」

 成瀬とは出身地が近いようで、彼女の前だと故郷の言葉が出る。
 彼女の方も親近感を持ってくれているのか、よく話し掛けてきてくれる。
 俺は密航者だが、彼女の尽力もあって雑用として使ってもらえてる。
 水の都で育った彼女に航海士という仕事はうってつけと言える。

 成瀬  「ウチの仕事って昼夜関係ないやろ?
      ウチは今日は夜番やからな。夜食を物色しとったんよ」
 ツォン 「なるほどな。でも、あらかじめわかってるんやったら何か用意して
      もろといたらええんちゃうの?」
 成瀬  「それはそうなんやけどな。こう、こっそり物色するんがええんよ。
      同じモンでも美味しさがちゃうで!
      って、そういうあんたはどないしたん?」
 ツォン 「あー……。俺も似たようなもんやわ。ちょっと小腹が空いてなぁ」

7.専属コックは誰?

 ?   「手前ら、何してるんだぁ、ああん?」

 いきなり声を掛けられ、振り向くと戸口に真っ黒な人影が立っていた。
 殺気がみなぎっている。

 成瀬  「り、料理長…。なんでこない遅くにここに…?」

 料理長と呼ばれた影が厨房に踏み込んでくる。
 黒い覆面に真っ赤な瞳。
 おおよそ料理人から遠い姿をしたこの船の料理長、ライラ神威だ。

 ライラ 「血の匂いがしたからなぁ?そうしたら泥棒猫が二匹いるときた。
      さあ手前ら、ミンチになりてぇか?それとも挽肉か?ヒャッハハー!」

 血の匂い?もしかして俺の鼻血の事か?まさかね…。
 いつもの俺ならミンチも挽肉も同じじゃねーか、とでも
 ツッコミを入れているだろうがとてもそんな気にはなれなかった。
 ってゆーかめちゃ怖えええぇぇぇ!マジでミンチにされそうだ!

 成瀬  「あ、いや、そのライラはん?ウチは夜勤で、
      もう遅うてその、明日の朝食が」
 ツォン 「その、俺も気絶して昼飯も晩飯で、でも明日の晩まで待てなくてその」

 ライラは首をコキコキと鳴らしてから、意味不明なことを喚く俺たちを一瞥し、

 ライラ  「つまり腹が減った、って事か。クックック、いいだろう…。
       食堂でおとなしく待ってな。合挽にされたくなきゃな!」

 首ももげよとばかりに俺達は頷いて駆け足で食堂に向かう。
 正直食欲は全くなくなっていたが挽肉にされるのも腸詰にされるのもゴメンだ。
 窓際の座席に並んで座る。成瀬が可哀想なほど震えている。
 俺自身も歯の根が合っていないが、成瀬を落ち着かせようと声をかける。

 ツォン  「な、なぁ成瀬…」

 今はどのあたりを航海中なのか聞こうとした時、
 厨房から包丁が飛んできて俺たちの後ろの壁に突き立つ。

 ライラ  「おとなしく待ってろと言ったぞ!」
 二人  「「は、はいぃ、すいません!!」」 

 それからどれくらい時間が経っただろう。瞬きすら憚られるほどの緊張の中、
 ライラが料理を運んできた。失礼だが、意外といい香りがする。
 ライラは俺の顔を見てぞっとする笑顔を作ると、手にしたトレイを置いた。
 成瀬の前にはバスケットが置かれた。

 じゅうじゅうと音を立てる超レアのステーキに辛そうなソースがかかっている。
 付け合せに人参のソテー、別皿に丸ごと皮をむいたトマトがついていた。

 すごく、赤いです…。

 ライラ  「クックック、血の気が多くなきゃ海賊は務まらねぇなあ?
       成瀬、お前は夜勤だったよなぁ?ほれ、サンドイッチだ」

 人間ってのは現金なもんで、さっきまで食欲が失せたなどといいながら
 今はすっかり目の前の料理に空腹が刺激されている。

 ツォン 「では、いただきます」
 成瀬  「せっかくやからウチも一ついただきます」

 肉にナイフを入れる。む、やわらかい。生唾を飲み込みながら一切れ口に運ぶ。
 ソースは香辛料が効きまくっていたが元々辛いものは大好きだ。

 ツォン  「う、旨い!これ旨いっすよライラさん!」

 言うやいなやライラがどん!とテーブルを叩く。冗談抜きで皿が浮いた。
 成瀬は両手で持ったサンドイッチを口に入れたところで固まっている。

 ライラ  「旨い、だと…!?」
 ツォン  「す、す、すいませんありきたりな感想で!で、で、でもですね…」
 ライラ  「旨いか、そうか、そうだよなぁ?クックックッ」

 なぜ普通にできないんだこの人は。
 俺はすぐにでもここを離れたくなり急いで残りを片付ける事にした。
 残したら殺されかねないので文字通り皿をなめるほど綺麗に。
 最初の一口以外、全然味がしない。旨いのにもったいないと思うのは
 まだ俺に余裕があるんだろうか。

 ツォン  「いやー、旨かったっす!ご馳走様でしたライラさん!
       では俺達はこれで失礼します!!」

 まだ固まっている成瀬を抱きかかえ逃げるように食堂を出ようとすると、

 ライラ  「おい、待て!」

 心臓を鷲掴みにされた心持ちでゆっくり振り向く。

 ライラ  「お前、気に入ったよ。
       次はライラ様特製のハンバーグを食わせてやるぜ」
 ツォン  「そ、それはありがとうございます…」
 ライラ  「ただ、材料がねえんだ。次に船を襲うまで待つんだな。
       そこにた〜くさんあるからよぉ!ヒャーッハハハハ!」

 最初は意味がわからなかったが、ハンバーグの材料を考えたら…。
 俺は涙目で礼もそこそこに走って逃げた。
 船内に轟くライラの笑い声がどこまでも追ってきて恐ろしかった。

2.海賊船の船長は誰?

 どこをどう逃げたかはわからないが俺達は甲板に出ていた。
 食ってすぐ走ったからわき腹が痛い。
 でも痛いって事は生きてるって事だからかえって嬉しかった。

 成瀬  「なぁ、そろそろ降ろしてもらえんかな…?」
 ツォン 「お、おおすまんすまん。……よっと」

 そっと成瀬を降ろしたが、そのままぺたんと座り込んでしまう。

 ツォン 「お、おい大丈夫か?」
 成瀬  「大丈夫やと言いたいけど…まだちょっとアカンかな」

 弱々しく笑っていう。

 成瀬  「ウチ、今日は夜番代わってもらうわ」
 ツォン 「そうやな、その方がええかもな」
 成瀬  「うん…。それでな、ちょっとお願いがあるんやけど」
 ツォン 「んー?俺は海の事はわからんで。代わりはできひんぞ」
 成瀬  「アハ、最初っからそんなん期待してへんて。
      …その、な、部屋まで送ってくれへん?」
 ツォン 「あ、ああ…」

 な、なんだこの展開は。俗に言うこれなんてエロゲ?だ。
 ど、どうしたもんか。いや普通送るだろ、送るんだよ。
 そんでお茶でもどう、なんていわれて…ううむ、マジかいなうわー。

 ?   「はいはいはーい!船の上で不純異性交遊は禁止でーす!」

 ツォン 「うぉぉ!?どこから!?」
 成瀬  「上や!上から来るで、気ぃつけや!」

 見上げると月が見える。その月に雲がかかって…いや…

 ツォン 「誰か飛んでくる!?」

 とっさに飛び退くと今まで立っていた場所に寸分違わず誰かが着地した。

 ?   「あやや、よくかわしたねぇ。すごいすごい」
 成瀬  「今度はキャプテンのお出ましかいな。なんちゅう夜や」
 優香  「はいはいお待たせ!サインは後ね!」

 呆気にとられる俺にそういうとキャプテン…優香は続けて、

 優香  「今のを避けたから罪を一等軽くしてあげるね!」
 ツォン 「えーっと、色々お聞きしたいことはあるのですが
      とりあえずキャプテンはどこから飛んできたのですか」

 優香はにっこり笑ってマストを指差す。すごく、高いです…。

 優香  「質問はそれだけかな?さて判決。ツォンくん、君はサメの餌」
 ツォン 「ちょ、ちょ、待ってください!これには深いわけが!!」
 成瀬  「そ、そやでキャプテン!経緯を話すさかい考え直してや!」

 小首を傾げて考えていた優香だったが明朗快活に、

 優香  「言い訳むよー!
      唯ちゃんも罰を受けるんだよ。洗濯当番いっしゅーかーん!」
 成瀬  「うわー、きっつー」
 ツォン 「ちょっと待って!俺がサメの餌で成瀬が洗濯当番ってそれおかしい!」
 優香  「あ、そうか。一等罪をへらしたよね。
      じゃあ甲板に足を縫いつけちゃおー!」
 ツォン 「なんでやー!差別は良くないですキャプテン!」

 それを聞いて優香はあはははとお腹を抱えて笑う。
 ひとしきり笑うと、

 優香  「あはは、冗談だよ。ツォンくんは甲板掃除一週間ね。
      きれいにしないとサメの餌だよ」
 ツォン 「わかりましたよ…トホホ」
 成瀬  「甲板は広いでぇ。頑張ってな」
 優香  「あはは、期待してるよツォンくん!」
 ツォン 「甲板掃除は任せておいてくださいよ。やってやりますよ!」

 思いっきり不機嫌に答えると、優香はさらに笑って、

 優香  「甲板掃除も期待してるよ、あははは!
      それじゃーアディオース!とぅっ!!」

 優香は飛び去った。

 ツォン 「……キャプテンって何者なんだ…?」
 成瀬  「さあ…」

 罰を言いつけられた俺達はもうすっかり疲れ果て、
 それぞれ戻って休むことにした。
 寝床に入った俺はすぐに眠りに落ちた…(続く)


もうすぐクリスマスですよね。
サンタさん、ウチに三行に纏める能力を下さい!!
はぁー、もうこんなまま…。

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
なんという大作。
このまま行くと5話くらいいきそう。

両方とも予想外な配役でしたわ。
特にライラ。味わうどころじゃねえw

エロゲ展開のその先が見たかったっ!
鷹羽シン
2007/12/13 23:02
自分で何を書いてるかわからなくなった人のブログはここですか。
俺はいつまでつなぎの文章書かんといかんのや。

何を言っているのだ、私は・・・。

2007/12/14 02:05
>鷹羽さん
 冗談抜きでそうなってしまうかも。
 もう少し短く纏めんと。

 ライラは結構気に入ってます。
 ほんの少しいい人っぽくないですか?
 ないですか、そうですか(笑)

 ウチがそういうの書いても使えませんよ?(何にだ)
 何を言っているのだ、私は…。

>邪どの
 わかってる、わかってるねんで!?
 ただ終わらないだけで(笑)

 そんなん、背中からとか腹からとか葛城とか
 書いておいて下さい。それはうなぎの文章か。

 何を言っているのだ、私は…。
ツォン
2007/12/14 19:50

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